発達障害をはじめ障害を持つこどもたちが、
すこしでも自分らしく、豊かに、よりよく暮らしていくための力を育みたい。
そのために、その子の中にあるものを引き出し、一緒に考え、取り組んでいきたい。
「お友だちが遊んでくれなくなるかな」「変な目で見られるかな」と
学校や地域などで居づらさを感じてしまう、こどもたちやご家族の力になりたい。
また、ひとりでも多くの人が障害のある人のことを理解することで、
障害を持つ人が少しでも生きやすい世の中になってほしい。
そんなおもいで職員一同はいつもこどもたちと過ごしています。
こどもラボでは「しなやかなこころ」と「生きる力」を育むことを軸にしています。
発達に凹凸のあるこどもたちは、遅れて伸びる力があります。
それに、発達障害を持つ子どもたちのこころは大木のように太くて頑なですよね。
だから周囲からのこころない一言で簡単にボキッと折れてしまう。
せっかく力が伸びたときには、とっくにこころが折れていて、その力を発揮できるような状態ではなくなってしまっている。
そんなことも多いのです。
だから大木のように太くて頑ななこころだけでなく、世の中にも寄り添える、竹のように「しなやかなこころ」を育むこと。
こどもラボでは、ここをまず大切にしています。
そのために、こどもラボの療育にはヨガや運動あそびを積極的にとりいれています。
こころと身体はつながっているので、身体を整え、力加減などの身体の使い方を学ぶことで、こころも整い、こころの力加減や使い方も上手になります。
たとえば、話の内容や距離感が近過ぎたり、一方的過ぎたり、唐突過ぎたりするこどもたちは、体の力加減も一方的で0か100かであることが多かったりします。
ヨガのポーズを通して力加減や体の使い方を経験することで、こころやコミュニケーションも柔軟になったり、加減ができるようになったりします。
外あそびでの缶蹴りやケイドロなど、おともだちとの遊びを通しても同様に、こころやコミュニケーションの力を育みます。
こどもたちはひとりひとり豊かな個性を持っています。
同じ特性でも、その子にとってのベストな将来は100人いれば100通りでしょう。
将来が違えば、必要となる力も、そのために必要な支援も当然違います。
だからこどもラボでは、その子にぴったりの「生きる力」を育む療育を本人やご家族と一緒に考えていきます。
親亡き後も自分らしく生きるために、フルオーダーメイドの支援計画を立てていくのです。
また、こどもラボにはプログラムもありますが、来てから帰るまですべてが療育だと考えています。
それぞれの子に必要な「生きる力」は、普段の何気ない時間のなかでこそ育まれると思うからです。
なので、どんな時間でもていねいに向き合いながら、大人が手を加え過ぎず、自分で考える時間や、自分で集中して取り組む時間、こどもたちのこころや生活が自然と整って伸びていくような環境づくりもたいせつにしています。
これがこどもラボの療育です。
こどもラボの詳しい療育内容は、こちらでお伝えしています。
放課後等デイサービス こどもラボ
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